《さあ、スタートラインへ》ベースの種類と選び方

世の中にはたくさんのベースがあり、いろいろな人がいろいろなベースを弾いていますね。これからベースを始める人は、どんなベースを手に入れるべきなのでしょうか。このページでは、これからいろいろなタイプのベースを紹介していきます。「どれを選んでいいのか、迷っている」という人は、ぜひ参考にしてください。「もう心に決めたベースがある!」と言う人も、自分が狙っているベースがどんなものなのか、もっと理解できるかもしれません。ぜひ満足のいくベースを手に入れて、良いスタートを切ってください。

MENU

1. 世に氾濫する、いろいろなベース 1.1 エレクトリック・ベース 1.1.1 1)ホロウボディ(チェンバー・ボディ) 1.1.2 2)多弦ベース 1.1.3 3)エレクトリック・アップライト・ベース 1.1.4 4)エレクトリック・フレットレス・ベース 1.1.5 5)さまざまなスケール 1.1.6 その他のさまざまな仕様 1.2 アコースティック・ベース 2. さて、最初の相棒はどれにする? 2.1 プレシジョンベース(PB)タイプ 2.2 ジャズベース(JB)タイプ 2.3 ハムバッカー・ピックアップ搭載のベース 2.4 アクティブ・ベース 3. 初めてのベースの選び方について 3.1 ルックスこそ、最大の決め手 3.2 予算は1~5万円くらいで十分 3.3 安いものは新品で買おう 3.4 「初心者セット」がオススメです! 3.5 定番の初心者セット

ベースの役割

ギターとベースの違い Youtube「ギターとベースってどう違うの?【ギター博士】」より

楽器を見ていく前に、「ベース」そのものについて、ちょっとおさらいしておきましょう。「ベース」はバンド内でもっとも低い音を担当する楽器です。「ボトムを支える」なんて言い方をすることもありますね。また単体で、もしくはドラムやパーカッションと一体となった「リズム体(たい)」として、バンドのノリ(=グルーヴ)を出すという重要な役割を担っています。音が低いためにスマホのスピーカでは聴きとりにくいかもしれませんが、ライブ会場では床や壁をズンズン振動させるほどの存在感を発揮します。

姉妹サイト「エレキギター博士」にて、ベースとギターの違いを紹介している記事があります。ベースについての記述もありますから、ぜひ参考にしてみてください。
ギターとベースってどう違うの?

世に氾濫する、いろいろなベース

一言で「ベース」と言っても、色や形だけでなく、構造、音域、サウンドから、想定される奏法、想定されるジャンルなど、さまざまなタイプのものが存在します。細かく分けていくときりがありませんから、ここではバンドで使用されるさまざまなベースを、ざっくりとしたカテゴリーで紹介していきます。まずは「エレクトリック・ベースとは何か?」が分かれば、だいたい大丈夫です。

エレクトリック・ベース

バンドで「ベース」と言ったら、ほぼコレ、というベースです。エレキベースとも、エレベとも呼ばれます。1951年にフェンダー社が開発した「プレシジョン・ペース(プレベ)」を皮切りに、これまでにさまざまなエレクトリック・ベースが誕生しました。エレクトリック・ベースは内部に仕込まれた電気回路によって、弾いた音をスピーカ(アンプ)で鳴らすのが最大の特徴です。逆にスピーカにつながなければとても小さな音しか出ないのが、後述する「エレアコベース」との最大の違いになっています。


Creating Space | Duff McKagan & The American Professional Precision Bass | Fender
これぞ、ザ・代表的なエレクトリック・ベースです。演奏しているダフ・マッケイガン氏は、はじめは指で弾いていますが、後半ではピックでも弾いていますね。

ふつうのエレクトリック・ベースは代表的なプレベやジャズベの例にならい、

  • 弦は4本で、フレットが付いている(=フレッテッド)
  • ボディは一枚板(=ソリッド・ボディ)
  • ピックアップやコントロールノブなど、電気回路が付いている
  • 水平ぎみに構えて演奏する

という仕様になっています。ここを出発点にさまざまなバリエーションが生まれていますが、続いてそのバリエーションを見ていきましょう。

1)ホロウボディ(チェンバー・ボディ)

セミアコースティック・ベース Ibanez AGB-200

一枚板の「ソリッド・ボディ」に対し、内部に共鳴用の空洞を持ったボディを「ホロウボディ」と言い、厚板をくり抜いたものは特別に「チェンバー・ボディ」と呼ばれることがあります。ボディ表面に「Fホール」と呼ばれる孔をもつものが多いですが、空いていないものもあります。空洞の容積に比例して本体は軽量になり、サウンドの柔らかさや温かさが増していきますが、同時にハウリングのリスクも増していきますから、使用できるジャンルがある程度絞られます。

代表的なモデルは
ギブソン:EB-2 / EB-2D
グレッチ:6119B
ヘフナー:500-1(ヴァイオリンベース)
などです。
《軽量で箱鳴り感のある音》セミアコースティックベースについて


The Beatles – Twist & Shout – Performed Live On The Ed Sullivan Show 2/23/64
ポール・マッカートニー氏が演奏しているのは、ヘフナー社製のヴァイオリンベース「500-1」です。ヴァイオリン型のボディは完全な空洞で軽く、雅(みやび)なルックスと柔らかいサウンドが持ち味です。

2)多弦ベース

5弦ベース Ibanez Bass Workshop SRFF806

ベースの弦はふつう4本ですが、5本、6本など弦の多いベースを「多弦ベース」と呼びます。「5弦ベース」では低音側にB音の弦を追加した「ローB」がふつうですが、高音側にC音の弦を追加する「ハイC」も使用されます。ローBとハイCの両方を追加したものが「6弦ベース」です。多弦には7弦以上のバリエーションもありますが、これはかなりマニアックな特殊なものです。


Bon Jovi – It’s My Life
鼻歌ではとても歌えそうにない、低く迫力のある音が「ローB」最大の魅力です。ハードロックでこのように使用すると、とてもヘヴィなバンドサウンドが構築できます。

また、逆に3本や2本など、弦を少なくした「少弦ベース」、隣り合う二本の弦をまとめて一本の弦として演奏する「複弦ベース」といったものもあるにはありますが、これもかなり特殊なものです。
《さらなる音域を求めて…》多弦ベース特集

3)エレクトリック・アップライト・ベース

アップライト・ベース aria SWB-LITEⅡ

立てて弾くベースを「アップライト・ベース」と呼び、ジャズや吹奏楽、ロカビリーなどで盛んに使用されます。コントラバス(=ウッドベース、ダブルベース、弦バス)がその代表格ですが、スピーカから音を出すために設計されたものは「エレクトリック・アップライト・ベース」と呼ばれます。ふつうのアップライト・ベースと同じように指や弓を使って演奏しますが、ボディは小さく、ネックしかないように見えるものもあります。ボディサイズが小さいので運搬に有利で、また大所帯のバンドで演奏しても手狭になりにくいメリットがあります。
エレクトリック・アップライトベースについて

4)エレクトリック・フレットレス・ベース

フレットレス・ベースs squier by fender vintage modified jazz bass Fretless

フレットを持たないベースは、「フレットレス・ベース」と呼ばれます。アップライト・ベースもフレットレスですが、単に「フレットレス・ベース」という時は多くの場合、ジャズべやプレベなど、本来ならフレットが付いているベースにフレットがついていないものを指します。正確な音程で演奏するためにはそれなりの練習が必要ですが、指板にフレットの線が入っているものもありますから、あまり怖がらなくても大丈夫です。

うねるような滑らかさやアタックの柔らかさは、フレッテッドではなかなか再現できない独特のものです。大変おもしろみのある楽器なので、1本目からはお勧めしませんが、2本目以降ならぜひ検討してほしいベースです。
《フレットなど要らぬ…》フレットレスベース特集

5)さまざまなスケール

Squierムスタング・ベース Squier SQ MIKEY WAY MUSTANG BASS SLV

ナットからブリッジまでの長さを「スケール(弦長)」と言いますが、これにはいくつかの種類があります。代表的なものは

名称 寸法 代表モデル
ロングスケール 約864mm(約34インチ) プレベ、ジャズベなど一般的な数多くのベース
ミディアムスケール 約838mm(約33インチ)
約814mm(約32インチ)
バッカス・WL-433
ヤマハ・MB40など
ショートスケール 約762mm(約30インチ) フェンダー・ムスタング・ベース、ヘフナー・ヴァイオリンベース、フェルナンデス・ZO-3ベースなど

表:ベースにおける代表的な弦長

以上の3タイプで、もっとも一般的な弦長はロングスケールです。35インチ以上となるスーパーロングスケールやエクストラロングスケールなど、これ以上に長いものも、上級者向きとして作られています。

ベースは大きな楽器ですが、多くの場合、手の小ささは練習や手の使い方の工夫でカバーできます。ベースは平均的なアメリカ人が使用する前提で設計されていますから、成人アメリカ人の平均身長(男性:175cm、女性:162cm)近辺の人は、ロングスケールで大丈夫です。しかし身体の小さな人は、ベースを構えた時に1フレットに手が届かないことがあります。小柄な人や心配な人は、ミディアムスケールやショートスケールから始めるといいでしょう。
《手の小さい女性でも弾きやすい》ショートスケールのベース

その他のさまざまな仕様

これまで代表的なエレクトリック・ベースの種類を紹介してきましたが、

  • 6弦、フレットレス、エクストラロングスケール
  • 5弦、フレットレス、ホロウボディ
  • 5弦、エレクトリック・アップライト
  • 4弦、エレクトリック・アップライト、ホロウボディ

など、特徴をいくつか組み合わせたベースも数多く作られています。また、

  • 変形:VやEXなど、ボディの形状が特殊なもの
  • ヘッドレス:ヘッドを持たず、ボディ側でチューニングをするもの
  • ダブルネック:ネックが二本ついているもの
  • アーム付き:トレモロアームが付いているもの
  • スピーカ内蔵:ボディにアンプが組み込まれているもの

など、他にもさまざまな特徴をもったベースが作られています。

アコースティック・ベース

Fender CB-100CE Fender CB-100CE BASS

大きな共鳴胴を持ち、楽器として使用できる音量の生音を出すことができるのが「アコースティック・ベース」で、略してアコベとも呼ばれます。コントラバスがその代表格ですが、アコースティック・ギターをそのままベースにしたようなアコベも多く作られています。アコースティックならではの温かさのある響きが得られること、またその外観がオーガニックな雰囲気を帯びていることが大きなメリットです。

生音に音量があるとはいえバンドでは物足りなくなることが多いことから、これにピエゾピックアップを取り付けた「エレクトリック・アコースティック・ベース(エレアコベース)」も作られます。ピエゾを持たないベースでも、後から取り付けることができます。
《豊かな生音》アコースティックベースについて

さて、最初の相棒はどれにする?

以上、いろいろなタイプのベースを見ていきましたが、最初の一本として選ぶとしたら、ソリッド・ボディ、弦は4本の、ふつうのエレクトリック・ベースを選ぶのが無難です。ところが悩ましいことに、このエレクトリック・ベースは電気回路の仕様によってさまざまなキャラクターがあります。そこで今度は電気回路、特にピックアップの仕様に注目したカテゴリーを見ていきましょう。

プレシジョンベース(PB)タイプ

フェンダープレシジョンベース Fender American Standard Precision Bass

世界初のエレクトリック・ベースが、「プレベ」とも呼ばれる「フェンダー・プレシジョンベース」です。初の量産型エレキギター「フェンダー・テレキャスター」のベース版として1951年に完成、1957年に「スプリットコイル・ピックアップ」仕様になってからは、現在のものにも基本的な仕様が受け継がれています。ピックアップは1基、ボリュームとトーンが1基ずつというシンプルな操作系、そして太く元気のよいサウンドが愛され、ポップス/ロック/パンク/ハードロック/メタルなど、幅広いジャンルで活躍しています。
プレシジョンベースタイプのベース特集

ジャズベース(JB)タイプ

フェンダージャズベース Fender American Standard Jazz Bass

プレベを進化させてサウンドバリエーションを増強させたのが、「ジャズベ」とも呼ばれる「フェンダー・ジャズベース」です。ジャズベも1960年にデビューしてから現在に至るまで、たいへん多くのアーティストに愛用されています。左右非対称のボディと2基のシングルコイル・ピックアップが最大の特徴で、繊細な音からゴツゴツの音までさまざまなサウンドが作れます。それゆえどんなジャンルにでも使用でき、「おおよそベースという楽器を必要とする音楽で、ジャズベがフィットしないジャンルは無い!」と言い切れるくらいの柔軟性を持っています。
ジャズベースタイプのベース特集

プレベとジャズべこそがエレクトリック・ベースの二大巨頭であり、電気回路やボディシェイプなどが、後から生まれてくるベースのお手本となりました。現在では、いろいろなメーカーからプレベタイプ、ジャズベタイプのベースがリリースされています。
ジャズベとプレベ、どっちを選ぶ?

また、これらをヒントにして、

  • PJ:プレベとジャズベのピックアップを1基ずつ搭載
  • PP:プレベのピックアップを2基搭載
  • JPJ:ジャズベのピックアップの間にプレベのピックアップ

というような、ちょっとひねったピックアップ配列を持つベースも作られています。

ハムバッカー・ピックアップ搭載のベース

MUSIC MAN sterling4

プレベのスプリットコイル・ピックアップは、二つに分割されたピックアップ同士で「ハムバッカー」構造となり、またジャズベのシングルコイル・ピックアップは、二つとも使用することで「ハムバッカー」構造が成立し、電気的なノイズが軽減されています。これを1基のピックアップで行ってしまうのが「ハムバッカー・ピックアップ」で、多くの場合幅の広い二重構造になっています。
ハムバッカー・ピックアップには、

  • 純粋にノイズを軽減させるためのもの
  • ノイズ対策に加え、ピックアップ二つ分の強力なパワーを持たせるもの

という二種類があります。しかしこれは外から見ただけでは区別が付きませんので、スペックを見たり、お店に問い合わせたりする必要があります。

ハムバッカー搭載機の代表としては、ミュージックマン社の「スティングレイ」が有名です。
ミュージックマン・タイプのベース特集

アクティブ・ベース

普通のプレベやジャズべには、回路の作動に電源を必要としない「パッシブ回路(パッシブ・サーキット)」が採用されています。これに対し、特別に「プリアンプ」を内蔵し、作動に電池を必要とする回路が「アクティブ回路(アクティブ・サーキット)」です。
アクティブとパッシブってどう違うの?

電池が切れたら音が出なくなってしまうのがアクティブの唯一の弱点ですが、

  • 電気的なノイズから解放される
  • アクティブならではの、ハッキリとしたサウンドが手に入る
  • プリアンプを使って、幅広いサウンドメイキングができる
  • 出力を上げることができる

などのメリットがあります。

コントロールノブがたくさんついているベースはアクティブ・ベースである可能性が高いですが、やはり外観だけで断ずることはできません。スペックをチェックするなどの確認が必要です。
アクティブベース特集

初めてのベースの選び方について

世の中には本当にいろいろなベースがある、というのが分かりましたね。では、初めて手にするベースには、何を選べばいいのでしょうか。大前提として「気に入ったものを選べばよい!」のですが、だいたいこれくらいは参考にしてもらってもいいかな、というポイントを紹介していきます。ざっくり言うと、「ルックスと予算で決めて良い!」です。


Thundercat ft. Michael McDonald & Kenny Loggins: Show You the Way
近年大変注目度の高いサンダーキャット氏と超豪華メンバーによる特別なセッション。氏のベースは6弦、アクティブ、ピエゾピックアップ内蔵(=エレアコ)、ホロウボディ、MIDI対応、といったあらゆる属性を持っています。例えばゼロからベースを始めようという人でも、「この人の曲をコピーしたい!」という強い思いがあるなら、いきなり6弦ベースを持ってしまっても大丈夫です。

ルックスこそ、最大の決め手

ベースは設計により、さまざまな音や弾き心地があります。しかしまだベースを始めていないうちは、自分にとってどんな音がいいのか、またどんな弾き心地がいいのか、判断することができません。そういうのはこれから学んでいくものです。ですからいっそのこと、

  • 憧れのベーシストの愛機に似ている
  • 色や形がかっこいい

といった基準、すなわち「ルックス」で選んでしまいましょう。難しいことが分からなくてもどこかに気に入ったポイントがあれば、愛着が湧きやすくなります。

  • ボディやヘッドの形状
  • ボディ、指板、ネック、ヘッド、金属パーツのカラーリング
  • ピックガードの有無

といったところが、ベースのルックスを見定めるポイントです。ひとまずお近くの楽器屋さんに行ってみましょう。さまざまなベースを実際に見ていくと目が肥えてきますから、どんなものをかっこよく感じるのか、だんだん判断基準ができてきます。通販サイトなどでチェックしてもいいでしょう。楽器専門の通販サイトでは、好きな色のベースを並べて表示させる、なんてこともできます。

予算は1~5万円くらいで十分

1万円あたりの価格帯から、さっそくベースを手に入れることができます。初心者の人が手軽に始められるように設計されたベースは、だいたいそこから5万円くらいまでです。あまり安い価格帯だと色や形の選択肢が絞られますが、3万円くらいからいろいろなバリエーションが選べるようになります。
とはいえ、初心者だから安いベースを買わなければならない、という決まりはありません。自分が納得して買うのが一番ですから、たとえ高いベースでも買えるならそれでいいし、高いのはいったん我慢しておいて、貯金しながら予算に収まるベースを買ってもいいわけです。

安いものは新品で買おう

楽器の品質と価格はだいたい比例します。高いものはいい面構えをしていて音もいいですが、パーツも丈夫で長期的な使用に耐えてくれます。安いものはパーツや配線の寿命がそれほど長くありませんから、はじめは新品で購入するようにしましょう。新品ならば保証が付きますから、期間内の故障は無償で修理してもらえます。中古品の場合は保証がつかないか、あっても保証期間が短いのがふつうだし、各パーツにどれだけ寿命が残っているかもわかりません。

中古の場合、買った時は大丈夫だったのに、すぐ壊れてしまった、などということもないわけではありません。いろいろな知識が積み重なってくると、楽器のトラブルにも対応できるようになってきます。わからないうちは新品で購入しておいた方が、なにかと安心ですよ。

「初心者セット」がオススメです!

初心者セットの内容

ベース本体だけでは練習ができません。アンプやシールドなど、他にもいろいろなグッズが必要です。では何が必要か?なかなか頭の痛い問題ですね。そんなわけで、はじめは「初心者セット」で必要なものをまとめて買ってしまうのがお勧めです。

初心者セットは、

  • 必要なものが
  • まとめて
  • 安く

手に入れられる、たいへんおトクなものです。

「初心者セット」は楽器本体に加え、

  • 交換用弦
  • シールド
  • ピック
  • スタンド
  • ストラップ
  • ケース
  • チューナー
  • アンプ

など、ベースを弾くのに必要なアイテムをまとめて手に入れることができますから、後で「あ、あれが無い!」なんて困ることが起きにくくなります。

必要なグッズを一つずつ選びたいという人は、こちらを参考にしてみてください。
《これだけは揃えよう》ベースを弾くのに必要なアイテム

定番の初心者セット

「初心者セット」でもっとも人気があるのは、サクラ楽器がプロデュースしている「SELDER(セルダー)」というブランドです。とにかく安く、またカラーバリエーションが豊富なところが支持を集めています。

その他、

  • Photogenic(フォトジェニック)
  • Legend(レジェンド)
  • Epiphone(エピフォン)
  • Bacchus(バッカス)
  • Ibanez(アイバニーズ)
  • Squier(スクワイア)

など、さまざまなブランドのベースを中心とした初心者セットが流通しています。「初心者セット」という名称でありながら、中上級者向けのグレードの高いベースやアンプを中心としたセットもありますから、予算や求めるクオリティにマッチしたものを選ぶことができます。