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フェンダー・ジャパンのジャズベース

Fender Japann Jazz Bass

ジャズベースのスタイルはいまやエレキベースのスタンダードな形の1つとなっていますので、さまざまなメーカーから発売されています。しかし、正式にジャズベースを名乗ることができるのはフェンダー及びその傘下ブランドであるスクワイア、そして日本で製造されているフェンダー・ジャパンのみです。
フェンダーUSAジャズベース

その中でももっとも私たち日本人にとって馴染み深いのがフェンダー・ジャパンなのではないでしょうか?ここではそんなフェンダー・ジャパンのジャズベースの魅力に迫ってみたいと思います。

フェンダージャパン・ジャズベースについて

まずはフェンダージャパンのジャズベースとはどのようなものなのかを知りましょう。

日本人が愛するジャズベース

ベースを制作しているメーカーは日本にも数多く存在しています。特にムーンアトランシア、バッカスやアトリエZなどジャズベース系エレキベースに特化し、高い評価を受けているメーカーも少なくありません。

古くから日本人ベーシストはフェンダー・ジャズベースを愛してきました。しかし、日本でもエレキベースを使用したロック系の音楽が流行しはじめた1970年代、輸入品のフェンダー製品は非常に高価なものでしたので、簡単に手に入れることはできませんでした。

そこで、その代替品としてグレコやフェルナンデス、トーカイといった国内メーカーによって多くのジャズベースのコピーモデルが製造、販売されていました。
こうして、日本の楽器メーカーはフェンダーのジャズベースをコピーする中で、エレキベースを制作するノウハウを身に着け、技術を磨いて行きました。その結果として日本製のエレキベースはいつの間にか世界にも注目されるほど、クオリティの高いものとなっていたのです。

フェンダー・ジャパンの誕生

1970年代の後半から80年代に入るころには日本国内の楽器メーカーの技術は大幅に向上し、フェンダーをはじめとする海外メーカーにも決してひけをとらないレベルにまで到達していました。そうなれば、国内メーカーの人気は一気に高まります。そこで、日本におけるシェアを奪われまいと、フェンダーは日本国内に本格参入をすることになります。こうして誕生したのがフェンダー・ジャパンでした。

日本メーカーの高い技術力と、アメリカ本国のフェンダーの持つ歴史、そしてブランド力が結びついたことにより、フェンダージャパンは大成功を収めます。そんなフェンダー・ジャパン・ベースのラインナップの中心に常に位置していたのは、やはりジャズベースでした。国内で生産することによって、価格を抑えることにも成功しましたので、高価でごく一部のプロアーティストしか手にすることのできなかったフェンダー・ジャズベースを誰でも気軽に手にすることができるようになりました。これによって、多くの日本人ジャズベース・プレイヤーが誕生することになりました。

フェンダージャパン・ジャズベースの特徴

基本的なデザイン、サーキットなどはフェンダーUSAとフェンダー・ジャパンに大きな違いはありません。モデルによってはUSA製ピックアップやサーキットが採用されており、ほぼ完ぺきにフェンダーUSAのジャズベースを再現しています。

フェンダー・ジャパンならではの特徴として挙げられるのはヴィンテージ系モデルのラインナップが非常に豊富である、という点でしょう。日本国内ではモダン系モデルよりもヴィンテージ系モデルの方が人気が高いことから、さまざまな年代のジャズベースを再現したモデルが用意されています。このヴィンテージ系モデルは海外でも非常に高い評価を受けており、海外でも人気を博すようになってきています。

jfender-japan-jb62-qt ボディ・トップがキルテッド・メイプルのJB62/QT Aqua Blue(Limited Edition)

また、近年ではフェンダー・ジャパンオリジナルのアイデアを盛り込んだ新しいスタイルのジャズベースもいくつか登場しており、単なるフェンダーUSAの傘下ブランド、廉価ブランドとしてではなく、1つの楽器メーカーとしての存在感を見せてくれるようになってきました。

フェンダー・ジャパン・ジャズベースを使用するアーティスト

アメリカ本国のフェンダーUSAの廉価ブランドというイメージを持たれている方も少なくないかもしれませんが、フェンダー・ジャパンのジャズベースは多くのプロベーシストにも使用されています。

コースケ


ヴィジュアル系バンド、heidi.のベーシスト、コース家の愛機はフェンダージャパンのジャズベース5弦モデルです。
へヴィでありながら幅広いサウンドを聞かせてくれています。

小林勝


ザ・クロマニヨンズのベーシストである小林勝はフェンダージャパンのJB75のカスタムモデルを愛用しています。アッシュボディモデルならではの抜けの良いサウンド無しにして彼のサウンドを語ることはできないでしょう。

飯田成一


実力派ベーシストとしてヴェズのボトムラインを支えている飯田成一はフェンダー・ジャパンのJB62/VSPをメインベースとして愛用しています。

フェンダー・ジャパン・ジャズベースのラインナップ

では、フェンダー・ジャパンではどのようなジャズベースのラインナップが用意されているのでしょう?現在はジャパン・エクスクルーシブというプラットフォームでメイド・イン・ジャパンのジャズベースを楽しむことができます。

Classic ’60s/70’s Jazz Bass

japan-exclusive-jazz-bass

ジャパン・エクスクルーシブ・シリーズのスタンダードなモデルです。

  • バスウッド・ボディ、’62スタイルの「Classic ’60s Jazz Bass」
  • 左利き用モデル「Classic 60s Jazz Bass Left-Hand」
  • アッシュボディをウォルナットカラーでフィニッシュ、ブラックパーツを採用した「Classic 60s Jazz Bass Walnut」
  • フレットレスモデルの「Classic ’60s Jazz Bass Fretless」
  • アッシュボディ、70年代スタイルの「Classic ’70s Jazz Bass Maple」

が用意されています。

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Aerodyne Jazz Bass

Fender Japann AJB

フェンダー・ジャパンオリジナルの曲面加工を施されたボディが採用されたモダン系モデルです。フロントポジションにプレシジョンベーススタイルのピックアップを採用することによって、通常のジャズベースとは異なる幅広いサウンドメイクが可能となり、非常にプレイアビリティの高いジャズベースに仕上がっています。

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フェンダー・ジャパン時代のモデル

JB62

fender Japann JB62 60年代前半のジャズベースのスタイルを継承した人気モデルです。シェイプやサーキットはスタンダードなジャズベースのものですが、ボディ材にバスウッドを採用することによって、軽量で取り回しの良い楽器に仕上がっています。 フェンダー・ジャパンのジャズベースの定番モデルの1つです。 RJB62を楽天で探す

JB62-US

fender Japan JB62-US よりヴィンテージ・ジャズベースを忠実に再現するために、ボディ材にアルダーを、ピックアップにUSA製のものを採用したJB62の上位モデルにあたります。 非常に高品質なサウンドをアウトプットしてくれることから、初心者から上級者まで幅広いベーシストに愛されているフェンダー・ジャパンのロングセラーモデルです。 RJB62-USを楽天で探す

JB62/VSP

fender-japan-jb62-vsp 塗装にヴィンテージと同じくラッカーを採用し、より質感やボディの鳴りを追及したハイクオリティなモデルです。ピックアップのみでなくほとんどのパーツにUSA製のものを採用することによって、よりリアルなジャズベースサウンドを再現することが可能となっています。 RJB62/VSPを楽天で探す

JB75

fender-japan-jb75 70年代のジャズベースを再現したモデルがJB75です。この年代の特徴であるアッシュボディや、ブロックポジションマーク、3点止めネックジョイントなどを忠実に再現しています。 アッシュボディならではの硬質で抜けの良いサウンドを楽しむことができます。 RJB75を楽天で探す

フェンダー・ジャパン、もはや単なるフェンダーの廉価ブランドではありません。1つのベースメーカーとして素晴らしいジャズベースを数多く世に送り出しているのです。