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おすすめのベース用コーラス・ペダル

ベース用コーラス・ペダル

コーラスとは、音の揺らぎや厚み、奥行き感などを加えるエフェクターです。その名の通り、原音にコーラスが加わったような音になります。具体的には、原音に対しわずかに遅れた音声信号を発生させ、さらのこの信号の音程を微妙にずらすという処理がされます。「フランジャー」と呼ばれるエフェクターもほぼ同じ効果ですが、コーラスは比較的緩やかな効き、フランジャーは過激な効きという区別がなされています。「コーラス・フランジャー」として1台のエフェクターになっているものもあります。

ベースでコーラスを使うのはどんなとき?

ベースではメロディーを演奏する場合に使用すると効果的です。カラオケなどで歌うときにエコーを掛けるのと近い感覚と思ってもらうと分かりやすいかもしれません。ただ深く掛けすぎると不自然になってしまうので注意しましょう。これもカラオケのエコーと同様ですね。バラード曲などの他パートが静かな場面での高音域でのプレイなどにも好相性です。また、コーラスを薄く掛けると高音域が際立ち音抜けがよくなる特性があり、スラップ奏法などの際にこの効果を狙ってコーラスが用いられることがあります。


スピッツ / チェリー
スピッツの1996年の楽曲。間奏(2:23)でコーラスのかかったベースのメロディ弾きを聴くことができます。短いながらも印象深いフレーズですね。

コーラスのコントロール

コーラスのコントロールは、「Depth(デプス)」、「Rate(レイト)」または「Speed(スピード)」、「level(レベル)」または「Mix(ミックス)」などのパラメーターで構成されます。
「Depth」は音の揺らぐ深さを調整するパラメーターです。値を小さくするとさり気ない自然な揺らぎになり、大きくすると大きく揺らぐようになります。
「Rate」は音の揺らぐ速さを調整するパラメーターです。値を小さくすると周期の遅い揺らぎに、大くすると周期の速い細かい揺らぎになります。
この2つのパラメータの設定がコーラスを使い込む重要なポイントとなってきます。どちらも控えめにするとロングトーンに合うゆったりとした音色に、どちらも大きくするとフランジャーに近い飛び道具的な音色に、「Depth」を控えめに「Rate」を大きめにするとヴィブラートに近い音色になります。色々いじって試してみましょう。
「Mix」はエフェクト音と原音の混ざり具合を調整するパラメーターです。「Depth」、「Rate」を調整して好みの音色を作った後の最終調整として使うといいでしょう。

ギター用コーラス・ペダルとの違いは?

ギターにも当然コーラスと呼ばれるエフェクターは存在します。これらは基本的には同じ仕組みでできているので、ギター用のコーラスをベースに用いるのは可能です。が、ベース用のものは、低音域のピッチが不明確になるのを防ぐため、高音域にのみエフェクトが掛かるといった工夫がされているものも多いです。ベーシストはやはりベース用のものを選んだほうが無難といえるでしょう。メーカーによっては、ギター用で評判のいいコーラスをベース用に設計しなおしたものもあるので、それらを試してみるのもいいかもしれません。

ベース用コーラスおすすめモデル

BOSS CEB-3

Boss Bass CEB-3

BOSSのベース用コーラスペダルが「CEB-3」です。4つのツマミを操作して音作りを行います。特筆すべきは「LOW FILTERツマミ」であり、左(CUT側)に回すと「中〜高音域にエフェクト」が掛かり、右(FLAT側)に回すと「全帯域にエフェクト」が掛かるようになっています。CUT側に調整することで、低音域の輪郭や音程感をキープしたままコーラスを掛けることができるため、使い勝手が良いと評判です。

Boss Bass CEB-3 – Supernice!エフェクター

EBS UNICHORUS

EBS UNICHORUS

3種類のモジュレーション系エフェクトを搭載したEBSのペダルが「UNICHORUS」です。EBS製品らしい「太く温かいエフェクト音」を持ち、バンドアンサンブルに良く馴染みます。優しく揺れるコーラスから荒々しいフランジャー、個性的なウネりを持つピッチモジュレーターなど、ベーシストの感性を刺激するエフェクトが勢揃いです。

EBS UNICHORUS – Supernice!エフェクター

MXR M83 Bass Chorus Deluxe

MXR M83 Bass Chorus Deluxe

水色の美しいボディが目を引くMXRのベース用コーラスが「Bass Chorus Deluxe」です。RATEなどの各種ツマミに加え、「FLANGER」、「X-OVER(クロスオーバー)」といった2つのミニスイッチを搭載しています。

FLANGERは文字通りフランジャーの効果が得られるスイッチです。それに対してX-OVERは「高音域のみにコーラスを掛けるスイッチ」であり、低音域の厚みを残しながら音を揺らすことができます。

MXR M83 – Supernice!エフェクター

AMPEG Liquifier Analog Chorus

AMPEG Liquifier

定番として知られるベースアンプメーカーAmpegの送り出すコーラスペダル。コントロールはレイト、デプス、レベルという必要最低限のものに限られたシンプルな設計ながら、通常のコーラスにはないデュアル・サーキット仕様を採用。原音に2つの信号を加えるこの仕様はこのモデル独自といっても良く、コーラスサウンドに抜群の深みを与えることに成功しています。浅く掛けて隠し味的に使うのも、深く掛けて幽玄な響きを得るにも、十分な仕事を果たしてくれるでしょう。

AMPEG Liquifier Analog Chorus – Supernice!エフェクター

Electro Harmonix Bass Clone

Electro Harmonix Bass Clone

コーラスの銘機Small Cloneをベース用に改良したもの。Small Cloneは透き通ったサウンドにアナログならではの温かみが同居した、唯一無二のコーラスサウンドですが、このBass Cloneでもおなじ音の傾向が感じられます。また、中心にセットされたX-OVERスイッチをオンにすると、低音域のみコーラスが掛からないサウンドとなり、締まったローエンドを維持したままにコーラスの煌びやかさが得られ、これはベース用としては何より嬉しいコントロール。値段も手頃で、サイズもSmall Cloneより小さく、ベーシストとしては候補に入れない理由はないでしょう。

Electro Harmonix Bass Clone – Supernice!エフェクター

Aguilar CHORUSAURUS

Aguilar CHORUSAURUS

ニューヨーク発のベース用アンプ、エフェクターメーカーのAguilarが2015年に発売したコーラスペダル。BBD素子を用いたバケツリレー方式のアナログコーラスで、温かみがありつつも輪郭がしっかりしており、強めに掛けてもローエンドの粘りを損なわない、優れた音質が持ち味です。4つのコントロールはシンプルそのもので、直感的に揺れを作ることができ、使用中に電池が切れても音が出なくなることがないGig-Saver Bypass機能を搭載。美しく深みがあるサウンドは模範的なコーラスのサウンドではありますが、メロディアスなプレイには特におすすめです。

Aguilar CHORUSAURUS – Supernice!エフェクター

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