Ella Fitzgerald & Louis Armstrong – April in Paris.
トランペットとボーカルのルイ・アームストロングとエラ・フィッツジェラルドのデュオによる作品「ella & louis」からの楽曲。1956年とレイとエラの離婚後の録音ですが、レイがベースで参加しています。
1951年、ディージー・ガレスピーバンドのリズムセクションを担当していたブラフォンのミルト・ジャクソン、ピアノのジョン・ルイス、ドラムのケニー・クラークとともにミルト・ジャクソン・カルテットを結成します。翌年にはバンド名をモダン・ジャズ。カルテットと改名し、アルバム「The Modern Jazz Quartet」のレコーディングを行います。レイはこの後すぐにバンドを離れますが、MJQの相性で知られるこのバンドは、メンバー変更等や活動休止を繰り返しながら90年代まで活動します。
https://www.youtube.com/watch?v=IwOr7CnK9G4 Oscar Peterson feat. Stan Getz – I Want To Be Happy
オスカー・ピーターソン・トリオにサックスのスタン・ゲッツが加わったカルテットでの演奏。このころはまだドラムのエド・シグペンがトリオに加入しておらず、ギターのハーブ・エリスとオスカー・ピーターソン、レイ・ブラウンのトリオでした。
リーダーアルバム
オスカー・ピーターソン・トリオを脱退したレイは、ロサンゼルスに拠点を移し、スタジオやテレビの演奏を行い、またジャズベースの教則本「 Ray Brown’s bass method」を書くなど、後進の指導にも力を注ぐようになります。
1970年代から90年代には、レイは自身のリーダーアルバムを多数レコーディングします。なかでも、デューク・エリントンとのデュオで自らのアイドルであったジミー・ブラントンに捧げた1972年の作品「This One’s For Blanton!」や、ピアノのシダー・ウォルトン、ドラムのエルヴィン・ジョーンズとのトリオによる1977年の作品「Something for Lester」などはよく知られています。
Art Farmer & Ray Brown – In a Sentimental Mood – LIVE HD
デューク・エリントン作曲の名バラード。ゆったりしたテンポの中で自由に動くレイのベースラインが印象的です。