1980年、キムはニューヨークへ移り住み、美術関係のライターの仕事を始めます。このころまでキムは楽器の経験はありませんでしたが、81年に「CKM」というバンドに加入し、このバンドのメンバーを介してソニック・ユースのメンバーとなるサーストン・ムーア、リー・ラナルドと出会います。この3人が中心となりバンド「ソニック・ユース」が結成、83年にはファーストアルバム「コンフュージョン・イズ・セックス(Confusion Is Sex)」がリリースされます。またバンド結成と同じ頃から付き合いを開始していたキムとサーストン・ムーアは84年に結婚します。
Sonic Youth – Teenage Riot
インディーズ時代の最後のアルバム「デイドリーム・ネイション(Daydream Nation)」の収録された楽曲です。このアルバムは、ソニックユースの代表作として挙げられることも多い作品です。
ソニックユース解散の翌年の2012年、キムはビル・ネイスとのデュオプロジェクト「Body/Head」を立ち上げます。また15年には、子供時代からソニックユースでの生活、ムーアとの離婚を綴った自伝「Girl in a Band」を出版します。そして19年初のソロ名義のアルバムとなる「No Home Record」をリリースします。
Kim Gordon – “Sketch Artist” (Official Music Video)
アルバム「Girl in a Band」からの先行シングル「Sketch Artist」のMV。総合芸術家のキムらしい、独特の雰囲気を持った映像作品になっています。
Sonic Youth – Silver Rocket Live on Michelob Presents Night Music (Restored)
アメリカの音楽番組「Night Music」でのライブ映像です。こちらの動画でもサンダーバードを弾いています。ソニックユースの過激なパフォーマンスを見ることができます。