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ニッキー・シックス

使用ベース】 : ギブソン・サンダーバード
【所属バンド】 : モトリー・クルー、ブライズ・オブ・ディラクション

【生年月日】1958年12月11日
【本名】フランク・カールトン・セラフィーノ・フェランナ・ジュニア(現在の本名はニッキー・シックス)
【出身地】アメリカ カルフォルニア

81年に結成され、音楽・ルックス・アティテュードに至るまで数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けているハードロック・バンド、モトリー・クルー。そのモトリー・クルーのベーシストであり、バンドのブレインとなっているのがニッキー・シックスである。一時バンドを離脱していた時期もあるものの、ドラマーであるトミー・リーと生み出す抜群の安定感を誇るグルーヴ、ド派手なルックス、そして非凡なソングライティング・センスでバンドを牽引してきた。その一方ヘロインの過剰摂取で意識不明になるなど、破天荒な一面も持っている。

また、モトリー・クルーの中では一番課外活動に積極的であり、ブライズ・オブ・ディストラクションや58、SIxx:AMでも活動している。トレードマークは自身のシグネイチャー・モデルである黒いギブソン・サンダーバード、通称「ブラックバード」である。


Mötley Crüe – Kickstart My Heart (Official Video)

モトリー・クルー結成~シャウト・アット・ザ・デビル

81年にLAで結成されたモトリー・クルーはアルバム「華麗なる激情」でデビュー。派手なルックスとキャッチーで馴染みのいいハード・ロックを演奏することで一躍LAメタル・シーンで人気を集めていく。アルバム冒頭に収録されている「ライヴ・ワイヤー」は現在でもライヴで欠かせないモトリー・クルーきっての名曲である。
一週間で録音されたとは思えないクオリティであり、当時のバンドが如何に勢いがあったかを肌で感じる事が出来る。

翌82年には上昇する勢いそのままに「シャウト・アット・ザ・デビル」を発表。アルバム・タイトルとなった「シャウト・アット・ザ・デビル」ではミドル・テンポでヘヴィなグルーヴを刻むニッキーとトミー・リー(Dr)のリズム隊のプレイを楽しむことが出来る。


Motley Crue – Shout at the Devil (Live – Crue Fest)

シアター・オブ・ペイン~ドクター・フィールグッド

3年後の85年に3rdアルバム「シアター・オブ・ペイン」をリリース。「スモーキン・イン・ザ・ボーイズ・ルーム」「ホーム・スイート・ホーム」といった人気曲が収録されたこのアルバムで全米での人気を急上昇させたモトリー・クルーは、その勢いを引き継いで87年に「ガールズ・ガールズ・ガールズ」を発表。表題曲となった「ガールズ・ガールズ・ガールズ」やアルバムの幕開けとなる「ワイルド・サイド」などライヴで盛り上がること必至のパーティ・チューンを含んだこのアルバムは全米2位の大ヒットとなり、名実ともにLAメタルのカリスマとなっていく。

人気と熱狂の日々の中でドラッグに溺れていったニッキーは過剰摂取による心臓停止を経験、それを教訓としてドラッグを絶った状態で制作された傑作「ドクター・フィールグッド」でモトリー・クルーはひとつのピークを迎えることとなる。

その後ヴィンス・ニール(Vo)やトミー・リーの脱退といった危機を乗り越えつつアルバム制作を重ね、04年にオリジナル・メンバーが再集結している。
ニッキー自身は前述したサイド・プロジェクトでも精力的に活動中。

使用機材

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ニッキー・シックスと言えばギブソン・サンダーバード。そう言い切ってしまえるくらいニッキーはサンダーバードの認知度と人気に貢献している。ギブソンからオリジナルのシグネイチャー・モデルである黒いサンダーバード「ブラックバード」を制作されるほど筋金入りのサンダーバード使いであるニッキーのサウンドは太く唸るようなグルーヴを生み出しつつも、時にキャッチーなリフを刻む。

パフォーマンスもテクニックも桁外れのドラマーであるトミーのドラミングとの相性も抜群で、トミーの派手なプレイ・スタイルに低音でもルックスでも対抗出来るサンダーバードを選んだのはモトリー・クルーのベーシストとしての必然だったのかもしれない。

アンプは Ampeg を好んで使用しているようである。

名盤:ドクター・フィールグッド


Motley Crue – Dr. Feelgood (Live – Crue Fest)

「ドクター・フィールグッド」「キック・スタート・マイ・ハート」という今聴いても心躍るキラー・チューンを搭載した80年代のHR/HMを代表する名盤。
ドクター・フィールグッドのイントロでズンズンと刻まれるニッキーとミック・マーズ(Gu)のリフはロック史に残る名イントロ。
曲自体のキャッチーさも群を抜いており、ニッキーのソング・ライティング能力の高さも確認出来る。
「キック・スタート・マイ・ハート」でのドライヴ感満載のルート弾きも最高にクール。

LAメタルを通過していない若い世代のベーシストにも是非聴いてほしい1枚。

モトリー・クルーの音源を…