エレキベース初心者のための入門サイト

ベース博士 > ベーシストランキング > マヤ・ヴィク(Maya Vik)

マヤ・ヴィク(Maya Vik)

マヤ・ヴィク(Maya Vik)

音楽の才能はもちろんのこと、その美しさとファッション・センスにおいても母国ノルウェーで人気を集めている女性ベーシストがマヤ・ヴィクである。

【出身地】ノルウェー
【使用ベース】Fender Precision Bass
【所属バンド】Montee

Montee

ノルウェーの国民的バンドMonteeのベーシストとして活躍していた彼女は12年よりソロ・アーティストとしてのキャリアをスタート。叙情的なメロディをエモーショナルに歌い上げるロック・バンドである Montee でのヴォーカルを引き立てつつ堅実にボトムを支えるプレイ、そしてそのルックスと佇まいはステージに居るだけで大きな存在感を放っている。


Montée – “Faith” at TV2

シャトー・フォー・クープ~バマー・ガン

12年にリリースされたソロ・デビュー作「シャトー・フォー・クープ」は彼女の80年代ファンクやエレクトロ・ポップを21世紀にアップデートさせた素晴らしい作品となった。シンプルなようで捻りの効いたベース・リフ、曲によってエレキとシンセをチェンジさせてサウンドにも変化を持たせており、更に彼女のコケティッシュなヴォーカルも曲を彩る大事な要素となっている。1作目にして既に独自のスタイルを確立させたと言っても過言ではないだろう。これは前述したMonteeや、それ以前に参加していたA-haのポール・ワークターのユニットであるサヴォイなどの活動の中、彼女の中で自然と暖められてきたアイデアと音楽への愛情がカタチになったのであろう。リード・チューンと呼べる「ゲット・ロウ」の PV では Fender Precision Bass を軽やかに弾きながら、曲全体をグルーヴさせていく姿を楽しむ事が出来る。それにしても美しい!

Montee を脱退後、2ndアルバム「バマー・ガン」を完成。よりエレクトロに接近しつつも、彼女のサウンドの核となる「歌」と「ベース」の存在感は健在。タイトル曲の「バマー・ガン」でのシンセ・リフや「オー・シェイラ」でのファンキーなスラップなど歌に華を添えるプレイが満載。(「オー・シェイラ」は日本盤にのみ収録)
ちなみに「オン・イット」のPVは日本で撮影されたものである。

マヤ・ヴィクの使用機材

ベースは フェンダー・プレシジョン・ベース をメインでプレイする他、シンセ・ベースも使用。アンプは Fender TV や Ampeg SVT。Precision Bass にはスラップをしやすいようにブリッジ付近にスポンジを挟ませており、軽くミュートの効いたサウンドになっている。これはヴォーカルをとりながらプレイする彼女自身が音色をコントロールしやすいというメリットも兼ねているようである。

名盤:シャトー・フォー・クープ

収録曲「ゲット・ロウ」のダンス・チューンとしての完成度の高さから1stである「シャトー・フォー・クープ」をチョイス。もちろん「ゲット・ロウ」以外にも「オスロノウズ」での極めて少ない音数で歌を支えるタイトなプレイや、「エヴリ・シングル・デイ」「ショップリフター」のグルーヴィなフレージングも見逃せない。そして何より美しいメロディありきのヴォーカル作品としても楽しめるオススメの1枚である。

CHÂTEAU FAUX-COUPE

  • アーティスト:マヤ・ヴィク
  • レーベル:Flake Sounds
  • 定価:¥ 2,039